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第12話 燃える香港(2005/10/12放送)
 南北中国の緊張は最大限に高まり、午前6時をもって両軍が武力衝突に入ることが宣言される。クルーゾー率いるM9部隊は、夏姉のヴェノム破壊に向かうが、残された時間は後90分。一方、ゲイツ「様」たちアマルガム実行部隊も、夏姉のヴェノム破壊を狙っていた。レナードより引き渡された夏妹の死体と携帯電話で夏姉をおびき出そうとするゲイツ「様」だが、その天才的な戦術(笑)をあっさり喝破され、無視されてしまう。
 その頃、灯りの落ちた香港の街並を見ながら一人ごちているハンターの元に、どっかで聞いたような声の少女が訪れていた(伏線)。

 そんなことは知らないへたれ主人公は、前回手に入れた手がかりを追って、アフガン ヘルマジ人の電気屋と出会い、更に地図を得る。その地図の場所に行ってみると、タクシーに乗れとの指示が。そして更に進んでみると、夏姉に遭遇。そして夏姉に指示された部屋に入ると、そこには死んだはずの男がいた。

 というわけで、ガウルン様最期の登場シーンです。
「会えてうれしいぜ、カシムぅ」
 にたりと笑うその顔、田中正彦さんの名演もあって、ジョニーというよりは乱歩の芋虫ばりの歪んだ憎愛に溢れたシーンが始まります。
 ガウルンが生きていた理由や、宗介を呼び出した暗号の解説が語られCMに。

 CM明けはアマルガムの説明、今回の騒動の理由。
 他、詳しくは小説を読んでねという解説が延々と続けられ、いよいよ本題に突入。

 5年前、ヘルマジの戦場でガウルンが出会った宗介は、生死を超えた眼をしていた。生きることも死ぬことも無関係。そんな男に殺されるのもいいかとガウルンは宗介を呼び出したのだと独白する。

 その頃、香港で暴れだしたヴェノムとM9部隊が交戦を開始。報告を受けたテッサは、ARX-7<アーバレスト>に緊急展開ブースターを装着し待機する様命じるが、<アーバレスト>の使用は前回ボーダ提督に禁止されていたのでマデューカス副長に説教されます。が、テッサは「なにをゆうとんねん」とこれを一蹴。口論の上、マデューカスを言い負かし、<アーバレスト>は待機することになりました。もちろん誰かがこっそりと通信をM9部隊に流していたので、テッサの意気込みを受け取ったM9部隊の士気も一気に上昇。
 そしてヴェノムと交戦開始。今までの止めの芝居からうって変わって、動く動く動きまくり。

 再びカメラは宗介とガウルンへ。「お前は俺と同類だ。何を迷っている」と説くガウルンの言葉に動揺し銃口を揺らす宗介。そしてガウルンより夏妹がかなめを殺したと聞いたとき、宗介の感情が爆発し、ガウルンを射殺。同時に仕掛けられていた爆薬が爆発し、ガウルンは部屋ごと炎の中に消えたのであった。

第13話 つづく日々(2005/10/19放送)
 ヴェノム VS ゴダールM VS アーバレスト。三大AS香港最大の決戦を制するのは一体誰か?
 次回最終回は0:15より放映。

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