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©HAZAMA SHUNICHI 2002

第06話 STILL ALIVE (2002/2/12放送)
 敵地の只中に取り残された宗介とかなめ。そして、ガウルンの駆る謎のASに破壊されたクルツのM-9。
 回収を要求するマオの叫びに、カリーニンは冷徹にも撤退命令を下した。「かなめを守る」という任務を最優先し、自分たちの命を盾として逃げろとかなめに告げる宗介。対するかなめの反応は、宗介たちの想像を絶するものだった。
 増援は来ない。しかし、宗介たちは海岸への脱出路に最後の望みを託す。明日に生きる、そのために。

 フルメタル・パニック第6話、今回は長編第1巻の297ページまでをなぞったものとなっています。
 そして、今回、ついに主人公機が登場するのです。その名は……。

第07話 ボーイ・ミーツ・ガール (2002/2/19放送)
 出会いは、いつも突然訪れる。
 始まりは学校の教室。駅のホームで、マンションのベランダで、そして砲声とどろく戦場で--彼と彼女が顔を合わせるところ、常にパニックが巻き起こる。
 少女は、気づく。視界の端で、いつも彼の姿を追っている自分に。
 少年は、知る。義務のその先に存在する熱い感情を。
 そして--少年と少女は出会った。
『フルメタル・パニック』第7話、「ボーイ・ミーツ・ガール」。お楽しみに。

(内容は変更になる可能性があります)


第06話 STILL ALIVE (2002/2/12放送)
 第6話です、目の離せないストーリー展開となってまいりました。  始まりのシーンは、助け出されたクラスメート達ジャンボ機の乗客ですし詰状態の輸送機の中。心配そうな恭子と神楽坂センセ、そしてその隣では風間君が目の幅涙を流しています。「恐いの」と問う恭子に、「ううん、うれしいんだ~」と答える風間君。原作ファンなら待ってましたという感じのシーンですね(笑)。
 そんな輸送機の飛び去るのを見ながら、マオは憂鬱な表情をする。引き上げの合図に、マオはクルツや宗介と連絡が取れない、と訴えるがもはや待てるだけの余裕は無く、カリーニンから引き上げの「命令」が下されしぶしぶ撤退をする。しかも、ありったけのミサイルを擱座したクルツのM-9に叩きつけて……。
 一方、ガウルンは動かなくなったコダールに文句を吐きつつ、宗介達を目撃したとの連絡を受けとりニヤリとする。
 その頃、わき腹に怪我をした宗介とそれを支えるかなめは、森の中をひたすら逃走する。やがて雨が降り出し、木の下で小休止をする。わき腹に刺さっていた破片を抜く宗介。手早く応急手当をすると、再び歩き出そうとする。そんな宗介に、かなめは「どうしてそこまでするの」と言ったふうに後ずさる。任務だ、と宗介はかなめに手を差し出す。そんな宗介を、かなめは「こないで!」と拒絶する。
 が、このへんのかなめの心理描写がまーったく描かれてないので、なんでかなめが拒絶したのかさーっぱりわかりません(苦笑)。小説読んでいればわかるけどね(^^;。
 そんなかなめを見つめる宗介。だが、とつぜん飛びはねるとどこぞへ向かって銃を突きつける。と、そこには怪我を負ったクルツの姿が!!。
 そんでもってその頃のTDD-1。マオがカリーニンに猛烈に抗議をかます。が、聞き入れられず。「どうしてそう冷静でいられるんですか」というマオの問いに対し、カリーニンは静かに「そうしなければならない必要があるからだ」と答え、中央発令所へと入っていく。
 中央発令所では、テッサが地図とにらめっこしながら何やら考え込んでいる。宗介達は救出したいと言うテッサ。カリーニンの口から、初めて「アーバレスト」の名前が出る。
 その頃かなめ達一行。どこからかっぱらってきたものやら、クルツをネコ車(一輪車)に乗せて森の中を移動する。しばらくののち、森の外れで小休止をするかなめ達。クルツは意識を失っているようだ。自分が敵の目を引いている間にかなめだけでも逃げろという宗介に、かなめは猛然と抗議する。どうして一緒に助かる方法を考えないのか、と。「私はあなたを信じたの」と宗介に問い掛けるかなめ。って言うけどさっきの拒絶シーンでかなめの心理描写がぜんぜん無いせいでこの台詞の意味がよーわからんかったりする。それともわかっててそういう演出なのか?。
 それはさておき、見詰め合う宗介とかなめ。二人の距離はだんだん縮まって……そして……。「おほん」と、意識の戻ったクルツが咳払い。慌てて飛び退る二人。宗介の負けだ、とクルツは笑って生き延びる手段を考える。そして……もうすぐ上空をミスリルの偵察衛星が通るはずだと思い当たる。「ひとごーさんゼロ(1530)時」。ってその半端な読み方は何~。その場合「ひとごーさんまる」だってばー。まるよまる。ゼロって読んだら意味ないじゃーん、ていうかパンパに軍事用語使うなら普通によめー、と突っ込みつつ(笑)。心配するかなめに必ず戻ってくると約束し、宗介は一人ミスリルへの合図の為の工作に行く。広い畑に、近くの農家から失敬してきた灯油をまいて、そのときを待つ。 その頃かなめとクルツは、かなめが基地でされたテスト(実験?)の話をする。話をするうちに、かなめの口から無意識にブラックテクノロジーについての台詞がすらすらとすべり出てくる。驚くクルツに、混乱するかなめ。そんなかなめの脳裏に沢山の知識が押し寄せてきて……かなめは思わず自分の胸元をかきむしる。慌ててかなめを押さえつけるクルツ。そして、なんとかかなめが冷静さを取り戻すと、そこにはいやらしいクルツの視線が……。胸ちらりん太ももちらりん。
 一方、時間が来たのを知った宗介は、細工の仕上げにライターで火をつける。それは、畑の地面に描かれた火文字。「A76ALIVE」ウルズ7,6、そしてエンジェル(ミスリル内のかなめのコードネーム)は生きている。という意味なんだけどこれは小説読んでないとわかんないねー(^^;。とにかく、やることはやった。
 工作の終わった宗介が戻ってくると、何故かクルツがのびている。何があったと慌てる宗介に、かなめはジト目で「長生きするわよ」と冷たく言い放つ。
そして、目印は敵兵にも見つけられ、かなめ達は追い込まれる。せめてかっこいい最後を、と覚悟を決めたその時、空から何かが降ってくるのだった。それは、空中でぱかんと割れると中から出てきたのは白いAS、アーバレスト!!。地上に降り立ったそのASに、銃撃の雨の中宗介は走り寄る。「誰が乗っている」と駆け寄るも中は無人。とにかくもコクピットに乗り込む宗介。アーバレストのAIが、名前と階級などの確認を求めてくる。それに答えた宗介に、カリーニンのメッセージが再生され、指令が下される。所定時間内に、岬の突端までたどり着けと言う。そこへ、敵AS、サベージの団体が襲い掛かってくる。だが、宗介の乗ったアーバレストは素早く動くと、敵の只中に突っ込んでいくのであった。
 というところで、次回へ続きます。全体の感想としては、もうちょっと心理描写とかほしかったかなー、と。心理描写が無くて、何故に今その台詞なのかわからないシーンがちらほら。でも、動くASは見ものですね。絵も相変わらず綺麗だし。さて、次はボーイ・ミーツ・ガール最後の山です!。

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