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第03話 ランジェリーパニック (2002/1/22放送)
 メリハリの利いたストーリー展開がここちよい第3話。穏やかな学園生活と水面下の緊張感。弛緩と緊迫。ついに話が転がってきた、といったところでしょうか。今回は長編第1巻の128ページまでをなぞったものとなっています。

 なんといっても今回の見所は、宗介と風間君の熱い友情でしょう。下着を手に繰り広げられる会話は、非常にほほえましいものとなっています。いや、そこに至る経緯や、その後の顛末は、けしてほほえましいものではないのですが……。
 また、〈トゥアハー・デ・ダナン〉中央発令所でのやりとりも見逃せません。ミサイル発射に至るまでのプロセスは、まるで映画を観ているかのようです。
 今回はTDD-1副長、リチャード・マデューカス中佐が登場しています。テレサ・テスタロッサ艦長を支えるふたりの人物――マデューカスとカリーニン。父と子ほども年の離れている彼女を、部下の立場から見守る気持ちはいかほどのものでしょう。彼女がなぜ彼らの上官であるのか。物語のキーはこの点にあるのかもしれません。

 そして物語は収束していきます。修学旅行に向かう陣代高校の生徒たち。その飛行機にはあの男の姿が。期待と不安を乗せ、飛行機は飛び立とうとしています。

第04話 キッド・ナップ (2002/1/29放送)
「キッド・ナップ」――子供の誘拐事件。
 世にはびこる犯罪者たち。
 子供が好きで好きでたまらないという犯罪者は存在する。
 そんな人間が子供を誘拐したならば……。
 ああっ。
 (内容は変更になる可能性があります)


第03話 ランジェリーパニック (2002/1/22放送)
 いよいよテンポ良くなってきました第3話。
 トゥアハー・デ・ダナン、前回はほんのちょこっとしか出てきませんでしたが、今回は結構出てきてます。テッサの横に立つマデューカスとカリーニンがいい感じです。でもテッサの萌え萌えなしゃべり方は相変わらず。落とした書類を広うときの「あっ、あっ」って感じが「狙ってやがるなー」とか思ってみたりもする。
 それはさておき、今回「ゴミ係り七つの誓い」の内容が明らかに(笑)。それがどうしたとも言われそうだが、原作ではあそこまで細かい内容は明らかになっていないのです。誰か作ってコミケあたりで配ったりしてそうだなとか思ってみたり。
 修学旅行の「ゴミ係」に任命された宗介。予行練習なのか、何故か目の前に大量 多種のゴミの山。分類に悩む宗介(およびクラスメート)に、かなめが見本を見せてみる、のだが。ゴミの分類しただけでそんな驚くなや、クラスメート。それともいまどきの高校生ってそんなものなのかしら?。
 その日の放課後、セーフティハウス。クルツ特性蟹入り焼きそばを一人で平らげるマオ。太ってもしらんぞ、ていうか奪い取った技がすごかった。しかし宗介はどんよりと暗い。どうやら疲れきっているらしい(笑)。
 あけて日曜日。疲れた宗介は一日お休み。修学旅行の買出しに来ていたかなめと恭子に、ヒンチヒッターのクルツは堂々と声をかける。「オー、マイゴノマイゴノコネコチャンネー、プリティガールズ」って、それ、片言の日本語っていうよりは、エセ外人だよあんた。そんな怪しげなしゃべり方で、恭子はともかくよくかなめが不信がらないなーと見ている私がジト目になってみたりする。
 そのころTDD-1では、かなめを狙う組織のアジトが判明。物理的な破壊しか方法が無いためトマホークを打ち込む事に。
 このあたりのシーンは、かなりかっこいいです。命令の復唱やディスプレイのそれっぽい映像。ただ、テッサの命令に答えた「アイ・マム」って声がごっつー野太くて「うひー、きもちわるーい」とか思ったりもしたけど、実際の潜水艦なんて本当はこういう声が行き交うもんなんだろうなぁ。
 なにはともあれ、トマホークは発射。TDD-1はふかーい海の底に潜るのだった。

 一方、セーフティハウス。休養中の宗介……のはずだがその姿はどこにも見当たらない。そこへ、玄関のノブが回る。そして宗介は、ベットの「下」から這い出てくる(笑)。これは本来短編集のネタで、長編のこのシーンにはなかったはずだけど、ちょうどいい感じではまってます。ちなみに宗介は毎日こうやって寝ているらしい。なお、侵入者の正体は酔っ払いクルツくんです。マオ姉、またしてもカーテンのあいた窓の外に対して背中無防備っすよ。いいんかい?。
と、そこへ緊急事態発生。かなめのマンションのベランダを攀じ登る謎の侵入者。って、原作ファンはこの先どうなるのかよく知ってるので、特に緊迫感は感じないけど。でも、アニメ始まって以来の、初めての出動(笑)。
 マオはM9で待機、クルツは向かいのマンションの屋上でライフルを構え、宗介は侵入者を取り押さえるべくかなめのマンションへと。しかし、クルツのそばにあったカメラみたいなの。あれってかなめの部屋を監視しているカメラのひとつなんだろうか。すっげーごっついんだけど、あれって外から見てもバレバレとちゃうの?。ミスリルなんだからもっと秘密裏っぽいカメラがあってもいいだろーに。
 そのころかなめはシャワー中。なんかサービスカット多いなぁ、このアニメ。
 ベランダに忍び込んだ犯人を宗介が取り押さえると……実はクラスメートの風間君!。しかし、後ろ手に床に押さえつけられてマスクを剥がされる風間君がなんとも色っぽかったりして(笑)。「いや、やめて」なんて同人誌ネタを描く人絶対いるんだろうなー、なんて思ってみた私。そして相手がただの下着ドロだと判明すると、とりあえずは押さえつけた手を離してやる。しかしその後の会話が間抜けだ。銃を突きつけた状態で「相良くんだよね?」「違う」。違うってあんた、顔バレバレじゃん。まぁ、それはいいんだけど、またもやミスリルの部隊服着ての行動。いいのかなぁ、自らの所属宣伝して歩いてるみたいなものじゃんかー。
 とにかく、この事件は風間君が先輩に取り上げられた「AS写真のネガ」と交換条件にかなめのパンティー盗んで来いという、平和な話だったのだが。
 ASの写真と聞いて色めきたつ宗介。専門用語も交えながら風間と宗介のほほえましい会話は続く。ここが他人のマンションのベランダでさえなければ、だが。ちなみにセィフティーハウスに帰還したマオとクルツは、集音機から聞こえてくる二人の会話を聞きつつ、あきれ半分にビールをかっくらうのだった。
 しかし、平和なシーンにも終わりはつきもの。バシャッ。突然窓とカーテンが開けられる。そこにはバスタオル一枚姿のかなめの姿が……、ってだから、いい年頃の娘さんが、部屋の電気も消さずにそんな格好でカーテンあけんなや。外から丸見えだってーの。
 とそれはさておき、「千鳥、偶然だな」とこの期に及んでシラを切る宗介。人んちのベランダで偶然もなにもあったもんじゃぁないんだけど、まぁ、今までの行動からすると以外と言い訳しきれるかもなーと思わなくもない。ただし、さっき風間から没収したかなめのパンティをその手に握ってたりしなければ、だけどね。無言で部屋の奥へと立ち去るかなめ。ほっと息を付く宗介と風間。戻ってきたかなめの手には金属バッド。ぐわっと振りかぶるかなめ。ってあんた、そんなことしたら絶対バスタオル落ちるって、っていうかそのアングル、見えるっちゅーねん。っていうかそんなとこアニメに突っ込むなと言われそうだけどそう思っちゃうんだもんしょーがないじゃない、みたいな。

 そのころ、TDD-1の打ったトマホークが件の研究所へと命中。黒幕であったスミノフ大佐がガウルンとなにやら電話。ガウルンの台詞に激昂するスミノフ大佐。その額には痣が……って、やばいのとちゃうの、そのネタは(笑)。でも、このネタわかるのってどのくらいの年代までなんだろう。大学生くらいだと、ギリギリわかるのかしらん?。そんでもって、スミノフ大佐は物語から退場。ガウルンの悪巧みが本格的に動き出す。
 そのころセーフティハウス。脱出して一応無事帰還した宗介。クルツに手当てを受けているとTDD-1よりのFAXが届く。「任務終了」の命令書。っておい、普通暗号文とかになってないのか?。それともマオはコード表なくても読めるくらい詳しいのか?。ていうか、なんかもっとこう、あるだろうに。
 なにはともあれ任務終了。このあと2週間の休暇。ただし宗介はこのまま修学旅行に行けという命令。払った修学旅行代がもったいないからというすばらしい理由(笑)。任務を忘れて楽しんで来い、と宗介の頭をなでるクルツが「お兄ちゃんって感じ」×2。
 修学旅行出発ロビー。かんかんなかなめ、ショックの隠せない宗介。 そして、同じ飛行機に乗り込んだガウルンがスチュワーデス相手に物騒な台詞を吐いて、次回へと続く。のはいーけど、飛行機の機内、シーンによって椅子の並びが違ってないかえー、みたいなー。
 第3話の全体的な感想としては、最初に書いたように、やっとテンポ良くなってきたかな、って感じです。ガウルンの意味深な台詞や行動もあれこれ出てきて、なにか起こりそうな予感がひしひし。さてさて。

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